NTTデータは、2016年12月に、「タジキスタンにおける航空ナビゲーションサービス改善計画」で使用する航空管制訓練シミュレータを日本国際協力機構(以下、JICA)から受注しました。この製品「airpalette®3D Simulator」は、2017年9月末からタジキスタンで運転が開始される予定です。 「airpalette®3D Simulator」は、ぼくは航空管制官シリーズの制作で有名なテ […]…
動画
2016/01/27 KLM航空がフラップトラブルでゴーアラウンド KLM航空1576便(ボーイング737)は、ギリシャのアテネ国際空港(LGAV)からアムステルダム空港(EHAM)行きの国際旅客便で、アムステルダム空港の滑走路へ向けて進入中、フラップトラブルにより(パイロット自らの判断で)ゴーアラウンドすることを通報する。 トラブルシュートの後、滑走路、進入方式を決定するまで空中を何となく旋回中 […]…
360度ビデオ撮影、全天球型カメラには、単一レンズとデュアルレンズの2種類があります。単一レンズカメラは質の高い映像をそのまま捉えます。デュアルレンズ製品は撮影後にステッチ(繋ぎ合わせ)する方式です。どの全天球型カメラも、モバイルアプリまたはデスクトップソフトウェアを利用して、モバイル、パソコンなどに取り込んだり相互に様々な操作を行います。 360度ビデオの登場でコンテンツに対する需要も幅広く急増 […]…
コミュニケーションのプロってどんな人でしょうか。他人には到底真似できない難題をさらっとやってのけること、をプロの仕業というのであれば、コミュニケーションにおける最大の難題は、やりきれない悲しさを感じている人にどう接するか、ということじゃないかと個人的には思います。どう声を掛けるか、の以前にいま声を掛けるべきかどうか、から思いやりをスタートしないと自己満足に終わるので注意が必要です。 人は支え合って […]…
人のふり見て我がふり直せ、を航空バージョンに置き換えて人の無線で美味しく学ぶ企画の第二弾です。英語字幕とアニメーション映像が付いていてとても分かりやすい動画に一言解説を付けています。航空管制官もパイロットも平常時は皆冷静ですが、危ない目にあえば感情的にもなります。 VFRは管制間隔の設定対象ではない 2016/7/3 2機のVFR(有視界飛行方式)が交差時に接近するのだが、この空域で […]…
航空管制官とパイロットの交信はいくらでもインターネット上で探して聞くことは出来ますが、航空英語を知らずに聞いても内容、状況はさっぱり掴めません。今回ご用意したYoutube動画は、無線交信の英語字幕だけでなく、空港のレイアウトマップや航空機の動きがCGで再現されていますので、初めて航空管制官の用語を聞く人も、行き詰まって落ち込み気味な訓練生や航空保安大学校の学生さんも、この航空無線を実例から学ぶ集 […]…
センサー、ウェアラブル、バーチャルリアリティなどを含むIoT技術は、空港機能の大部分をインターネットで繋げます。世界の航空会社の約25%がすでにIoTの導入を始めています。 旅行者は空港のIoT技術がゆっくりと浸透し慣れていく オンラインチェックインにより、チェックインカウンターで並ぶ必要がないことを旅行者が気がつくまで時間は掛かりませんでした。今後は、税関を抜けて飛行機の登場ゲートに着くと、搭乗 […]…
スマートホームというのは、インターネットを利用した革新的な技術で作られたIoT製品で、日常生活や出張、海外旅行先でも大いに役立つ便利品。Canaryはスマートホーム製品のなかでも特に人気があり、警備会社の監視システム並みと言えるのではないでしょうか。 Canary — Smart home security for travelers. from canary on Vimeo. カ […]…
リモート(コントロール)タワーが普及すると、管制塔は大規模空港にしか残らず、地方空港の管制塔は航空交通管理室程度に変わるかもしれません。世界では空港にある現管制塔をコントロールタワー、バーチャル映像を見ながら飛行場管制する部屋をリモートタワー、と明確に管制施設の名称として使用しています。 リモートタワーとは Searidge Technologies(シーリッジテクノロジーズ)は世界 […]…
Live ATCという世界の航空無線が聞けるウェブサイトの無線交信を録音した、聞いて為になる動画が見つかりました。日常のコミュニケーションにも役立ちそうな、航空無線で誤解が生じたときの音声と英語字幕付きです。 感情を抑えながら冷静に話す管制官とパイロットの声を聞いて、運航中に味わうストレスの一部を感じてください。自分で見つけておいて言うのも何ですが、聞きながら少しパイロットにイラつきました。 イギ […]…
上海・虹橋国際空港で中国東方航空MU5643とMU5106が滑走路の誤進入による重大インシデント 日付: 2016年10月11日 場所: 上海虹橋国際空港(SHA / ZSSS) 発生時間: 12:05(現地時刻) 航空機の種類: エアバス A320-200、A330-300 航空会社: 中国東方航空(両機) 死傷者数: 0人 飛行機の損傷: なし 中国東方航空のフライトMU5643便(エアバスA […]…
管制官には業務優先順位第1位で守らなければならない管制間隔というものがあります。管制間隔はたくさん種類がありますが、特に日常の業務で意識する管制間隔の種類と大体の説明は以下。 垂直間隔 航空機の高度差に対する間隔で、多くの場合は1000フィート(約300m) 縦間隔 車の運転で例えるなら車間距離にあたる。先行の飛行機と同経路の後続機の間に適用 横間隔 航空機間の水平距離に適用 レーダー間隔 縦間隔 […]…
飛行機に乗って窓から外を眺めると、右か左か旅客機の主翼がまず目に入ります。心配性の方は、空気抵抗を受けて主翼がしなりながら翼面の各装置がバラバラ動く様子を見て不安に思うかもしれませんが、フラップやスポイラーに異常があればコックピットで警告が出ているはずなので、客室乗務員さんを呼んで「翼面に異常が見られる。」とかくれぐれも言わないように。 今日は航空機の飛行を支える翼面の装置について学びます。 大型 […]…
ディッチングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。Ditchは道路脇に掘られた溝のことを言いますが、そこから派生してDitchingは予想外の出来事にハマってしまうことを指し、航空業界では着陸する場所がない場合の最後の手段として海に着水することを意味します。小型機ならまだしも旅客機は海を想定するのが通常です。 ハドソン川の奇跡は犠牲ゼロの結果 映画のハドソン川の奇跡はまだ見ていませんが、当時この […]…