航空管制官

radar – レーダーって何の略?

ドラゴンレーダー飛行機

トップ画像はかの有名なアレがモチーフです。あと3つ揃えないと願い事は叶いません。

今日のテーマはレーダー管制ではありません。レーダーという機械自体についてです。管制官の用語等は一切出てきませんが、その代わり今日の記事を最後まで読むと、他人にレーダーの話をしたくなる衝動にかられる人が出てくる恐れがございますので、ご注意ください。

英単語の意味を調べてみると、

radar 意味: レーダー、電波深知法、電波探知機

と書かれていました。おそらく日常生活ではレーダーについて考える機会がないと思いますので、この単語を見てもそういうアルファベットの綴りなのか、で終わってしまいます。ですが実際は、この単語というのはある単語の頭文字をとって作られたもので、RADARと5文字にも関わらず4つの単語から成り立っているのです。

難しい英語の話はアトにしてまずはレーダーをみてください。

radar_Vector_Clipart

ドラゴンの何か探すのよりは、これが一般的に人々が思うレーダーのイメージに合いそうです。

光っている点のところに飛行機がある、というのはすんなり理解できると思います。

このレーダー画像でその通り表現していますが、レーダー画面と言われれば光の点の他にも、円形で光の弧を描くグルグル回るイメージもお持ちじゃないでしょうか。

 

そうです、レーダーとはそういうものです。

 

はじめにそれではレーダーを見てくださいって言われて、上のレーダー画像を見た瞬間にそれレーダーじゃなくてレーダースクリーンの方じゃないですか、って思ってしまったそちら方面の方のために次はこちらの写真をご用意いたしました。

飛行機写真撮影の聖地とも呼ばれるエメラルドグリーンの海に取り囲まれた場所で、彼はひたすら回っていました。

 

レーダー実写

 

これがレーダーの正体です。

さっきのは正確に言うとレーダー画面の画像であって、レーダーとは本来これのことを指します。

上部の赤いのが本体でいつもグルグル回転しています。屋根の上とかに着いてるテレビのアンテナのようにも何となく見えるかもしれませんが、役割は全然違います。回っています。

その回転する速度というのは実はある速度と一緒です。答えは、

 

光の弧を描くグルグル=レーダーのグルグル

 

の速度です。この実際のレーダーの動きと画面の光は一致しています。

レーダーというのは自分で電波を出して、何かに当たって戻ってくる反射波をキャッチまで一人で出来る、大変すぐれた代物です。

レーダーの電波というのは全体に放射状に出すものではなく直進性を持ったものです。なので、大雑把に考えるとレーザービームを上空に撒き散らして、当たって戻って来るレーザービームをキャッチしていて、その機能を利用してレーダー画面に浮かぶあの光の点の位置を特定しています。

上空を飛行する航空機にレーダーが出した電波が当たり、その反射波が受信機の方に戻ってくる時間から、その航空機がいる場所とこのレーダーとの直線距離は掛け算と割り算だけで簡単に出すことができます。

 

もちろんここではやりません。

 

ということで、radarは何の略?の答えは、

Radio Detecting and Ranging = RADAR

電波を使って見つけて測ること(もの)

それがレーダーの本当の意味でした。

 

尚、何でRadioだけ頭の2文字を使うのか、と疑問に思っているかたには航空用語の略称における荒れた実態をお知らせしておきますが、これはまだ可愛い方です。頭文字でヒントをくれているだけ覚えやすいです。こんな単語を無数に覚えても管制官としてはようやく半人前です。

今日は管制官とは一生勉強とも言われる、そのお勉強の一部をご体験いただきました。

難しい内容に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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