「航空管制官って英語で仕事してるんだったら、海外でやればいいのに。そのほうが給料も高いし。」と、何度か言われたことがあります。イメージ先行ですが、海外なら風通しの良い職場環境で待遇も良く、充実した生活を過ごせそうです。が、英語を話せるから海外でもやれる、というのはちょっと短絡的な考えです。 日本では国家公務員の規定により、日本国籍を有する者でなければ航空管制官にはなれません。しかし、国籍の条件が無 […]…
8月 2018
航空管制官採用試験の倍率や難易度を徹底的に分析しました。申込者数のうち受験者数は何人いて、実質倍率はどれくらいなのか。人事院、国土交通省が発表する試験結果や採用状況を見ると、倍率の高さから難易度が分かりますが、受験者が知りたいのは記念受験ではなく本気で航空管制官になりたいと思って試験対策をしている人数、つまり強敵なライバルになる受験者数の中で何人が合格するのか、だと思います。 今回は航空管制官採用 […]…
初めて飛行機のチケットを買ったときは、空港に行った後にどうすればいいか誰もが不安なものです。特に国際線では、チェックイン、保安検査、出入国審査、税関、免税エリアを抜けて搭乗ゲートまで、パスポートを握りしめて右往左往する旅客を良く見かけます。日本の空港なら誰かに聞けば何とかなりますが、海外の空港では英語が出来なきゃ頼りになるのは案内標識や看板だけです。 しかし、スマート空港が実現すればそれらは昔話に […]…
全国の空港には、ゆるキャラが作られている空港と、そういう手には頼らない硬派な空港と、空港が公認しているのか分からない立ち位置のキャラクターを使っている空港があります。全国の空港全てにゆるキャラがいる訳ではありませんが、なるべく拾ってまとめてみました。 まずは国土交通省の航空管制官公式ホームページから、 「タワーマン」「れだぴょん」 国土交通省:航空管制官公式ホームページ 左のタワーマンはそのまんま […]…
画期的な航空管制ゲームのTower!3Dを紹介します。日本には、ぼくは航空管制官というロングシリーズのヒットゲームがありますが、Tower!3Dはアメリカのソフトウェア会社feelThereが作った航空管制シミュレーションゲームで、航空管制官になりきってプレーしたい人には買わずにはいられない作品です。グラフィックは管制官が実際に使用しているシミュレーターよりも綺麗です。滑走路が複雑に配置された世界 […]…
長年の交信で染み付いた癖は恐ろしいもので、もう管制官を辞めてから数年程経った今も、軽い職業病の後遺症が残っているようです。雲が暗くなっているのに気がつくと積乱雲の成長を見るために何度も空を見上げてしまいますし、霧がかっている日はビルの高さと比較して雲高(地表面から雲までの高さ)を確かめます。海外で外国人と話す機会があれば、日常英会話では使わない言葉も出てきます。 ナイナー ETA コレクション S […]…