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スライダー

エアライン

運航の最高責任者はパイロット

ノンレーダー

昨日は天候不良で管制塔から滑走路が見えなくても、航空無線さえ使わせてくれれば口と耳だけで安全を守れるというお話をしました。天気が悪いとはいえ、空港に到着するため滑走路へ向かって直線降下する航空機が対象なので、航空管制官が状況を誤って判断ミスをしても、到着しようとするパイロットが危険を感じたら着陸やり直しをすれば済む話です。   管制官の判断ミスでゴーアラウンド、という重大なことを軽々しく […]…

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航空管制官

天気が良い日に飛行機が遅れる理由

あなたが搭乗した飛行機が遅れたとき、知らなければちょっとイライラ、知ってればちょっと先の予想ができるようになるかもしれないお話です。 飛行機が予定より遅れる理由はたくさんあります。例を挙げていくと、 天候の悪化や天災 滑走路閉鎖 航空機整備等、航空会社側に起因する遅れ 旅客に起因する遅れ 等が通常考えられます。   他に遅延の理由として思いつくものは? あの乗り物が遅延する理由を天候不良 […]…

地上管制席背景
航空管制官

飛行機を華麗に操る地上管制席 – グランドコントロール

航空管制官の様々ある役割担当の中で、もっとも分かりやすい業務ポジションが滑走路担当の管制業務です。 僕は航空管制官の存在すら知らずに20年以上生きてきて平然とな〜んも考えずに飛行機に乗っていましたので、あの世界がどれだけ未知のものとして捉えられているかよ〜く分かります。おそらく飛行機に詳しくない方でも共通に既知としていることは、飛行機というのは滑走路上でスピードを加速して浮遊し出発する乗り物であり […]…

航空管制官

皆さま滑走路は適正に使われております

再び滑走路の話に戻ります。 早速いつものスライドアニメーションが出てきます。ここでは、自分の指示で到着機を着陸させてそのあとにラインナップした出発機を離陸させているつもりで見てください。 到着機の間に出発機が出る何てことない状況です。これがいつも続くならとても快適な仕事なのですが現実は違います。到着機の滑走路からの離脱があとちょっと遅くなるだけで出発機の離陸滑走開始が遅れますし、最後の到着機がちょ […]…

滑走路と管制官
航空管制官

管制塔と滑走路は大忙し!

今回は管制塔から滑走路を眺めた場合のイメージを使い、安全で効率が良い運航とはどんなものか説明したいと思います。滑走路というのは空港広しと言えども数ある道路(?)の中でも唯一、航空機の離着陸に利用できる道路のことです。滑走路を”道路”と表現されるのに違和感ある人、ちょっと飛行機マニアの危険度高いですよ! 出発機と到着機の両方が同じ滑走路を使う場合、通常は離着陸に使用する方向を […]…