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タワーマンキーマスター
ある航空管制官のブログをご覧頂きありがとうございます。
こちらでは航空管制や飛行機に関する疑問・質問やブログの感想等を受け付けています。
みんなで良い掲示板を作りましょう!藤田ゲストてっちりんさん、はじめまして。静岡県に在住しております藤田と申します。調べ物をしていて偶然このブログを発見したのが2週間前、拝読させていただいているうちにのめりこんでしまい、すべての記事を読了することとなりました。さすがは元管制官、実話でなければ伝わってこない緊張感や逆にほっこりするエピソードに、すっかりてっちりんさんのファンになってしまいました。読者を惹きつける文章力というか表現力をお持ちで、話題も豊富(当たり前ですよね)で、私の引き出しがかなり増えて大喜びです。 私は今年59歳になるごく普通の会社員です。もともと飛行機は好きだったのですが、機種や形式よりも管制の方に興味があり、50歳を境にその方面の書籍を読んだりエアバンドを聴きながら、より趣味を楽しもうと夢中になり現在に至っております。もとIWJでANAのSTCをされていた方と知り合いで、その方にずいぶんと鍛えていただきました。また、足に障害がある都合で、NRT,HND,FSZへは年に2度ほどしか行けませんが、出掛けた時は丸1日エアバンドを聴きながらシャッターを切っております。おかげで交信の内容は理解することが出来るようになりました。 長くなるのはご迷惑だと思いますのでこの辺で失礼させていただきますが、これからもてっちりんさんの記事を楽しみにさせていただきます。突然のメール、失礼致しました。
タワーマンキーマスター実は第1号の感想はメールで既に頂いていました。
お問い合わせページのリニューアルを考えていたところでこのようなメールを頂いたので、皆さんが気軽に投稿できる掲示板を作ったというのが経緯です。以下、メールの返信
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
航空業界は奥が深いですし知れば知るほどみんなが協力して飛行機を飛ばしていることが分かるので、
そういうところを最終的には伝えたいと思って書いています。1件お願いがあります。現在お問い合わせページを更新して感想や質問掲示板を作成中です。
フィードバックをいただいた第1号者として、ご感想をそのまま転載してもよろしいでしょうか?これからもどうぞ宜しくお願いします。
ー再びある航空管制官のブログー
管理者 てっちりん皆さまからの自由なご投稿をお待ちしております。
匿名ゲストこんにちは。ブログ拝見させていただきました!
このブログに至った経緯としてはメーデーとゆう航空機事故の番組にはまってしまい、航空無線やパイロットの会話を聞いているうちにその内容を自分でも理解したいと思ったことがきっかけでした。
自分は現在理系の大学4年生です。おそらく大学院に進学することになるかと思います。
航空関連に就職するかはわかりませんが、英語の学習の一環としてとても面白い教材ではないかと思っています。
今後も楽しく読ませていただきます!タワーマンキーマスターネイティブのパイロットが使う英語は、単語も文法もすっきりしていて参考になります。文節、接続詞は使わず、使役動詞(他動詞+人 to do、SVOO、SVOC等を含む)や前置詞を上手に利用して1文で完結にまとめるのがspeakingのコツです。
航空英語で勉強するなら音声字幕付きのYoutube動画がおすすめ。このブログで扱う英語よりも難易度は高いですが、管制官とパイロットのパニック系が多いので、内容を知るだけでも面白いと思います。かみこゲスト初めまして。航空管制官について調べていたらこちらブログにたどり着きました。
質問よろしいでしょうか。
現在、私は高校2年で、進路について悩んでおります。
航空保安大へ行き(高卒になる)運航情報官になるか、大学(理系)へ行き航空管制官を目指すか。ということです。
運航情報官と管制官のどちらになろうか迷っていまして、その迷いの原因が、それぞれどのような仕事をしているかわからないということです。自分自身でいろいろ調べたのですが、詳しいことは分からずじまいです。
もしご存知であれば、運航情報官はどのような仕事をしているか教えていただけませんか?
また管制官にはない運航情報官の魅力などあれば回答よろしくお願いします。774ゲストかみこさん、こんにちは。
私は本科出身の元管制官です。退職した身ではありますが、情報科を志望していらっしゃるという書き込みを見て、本科の人気が健在で安心した次第です。同期の運航情報官の仕事についておおざっぱに書きます。
①管制塔に管制官がいる空港の場合
空港内の管理をします。空港内を走る、「CAB」または「航空局」と書かれた黄色い車をご覧になったことはありますか?その車に乗って、滑走路の点検をします。他には、駐機場の管理や、様々な申請書類の許認可を行っています。保安大出身の3職種の中で、運航者との関わりが一番大きい職種です。②管制塔に情報官がいる空港の場合
離着陸する航空機に、着陸に必要な情報を発出します。管制官は交通量の多い空港で「指示」を出すのですが、情報官は交通量が少ない空港なので、強制力のある「指示」ではなく、「情報」です。③洋上
日本から離れた海の上を飛ぶ飛行機から定期的に情報を受け取ります。無線のレンジの都合上、管制官から出される指示を中継することがあります。④成田のRCC
救難業務です。飛行終了時間を過ぎても到着していない、通過していない航空機がある場合、いろんな場所に連絡して現在地を確認します。管制官と比べて情報官の仕事で魅力的なところは、
①転勤先が本当に全国にある(離島もある)
情報官の皆さんは、転勤ごとに当地の魅力を満喫して生活しています。海や山の遊び、あれこれ楽しんでみたい!という好奇心旺盛な人、あちこち出かけるバイタリティのある人が多い印象です。離島もあったりするので、友達が遊びに来る機会も多いと思います。②空港の仕事を全体的に見られる
運航者や空港ターミナルの職員さんとの関わりが大きいので、管制官よりも空港のことを知っています。空港という「空間」が好きな人は、情報官をオススメします。個人的な印象として、「情報官と管制官、どちらかになりたいってどういうことかな?」と疑問に思います。
飛行機が好き・空港が好きなら、情報官が一番関わりの大きい職種です。自分の指示で飛行機が動くことに楽しみを感じるのであれば、管制官向きです。また、無線や機械が好きであれば、電子科の管制技術官向きです。
どの職種も高度に専門化されているので、自分の選択を後悔しないように、その仕事に就きたいと思う動機を分析してください。オープンキャンパスに行ったり、空の日イベントで実際の業務を見学することをオススメします。
ダメ元で高校を通じて「情報官の仕事に就きたいので、お話を聞かせていただけませんか」と連絡してみるのもアリかと思います。官署によっては(ボス次第というべきでしょうか……)welcomeの可能性があります。また、進路についてですが、航空管制官は理系の学部が向いている、ということはありません。好きな学科を勉強してください。文系出身の人、短大出身の人、いろいろな背景の方がいらっしゃいます。ほとんどの方が公務員試験対策をしていたようなので、理系だと試験対策の勉強と課題の両立が大変かと思います。
入学後、航空無線通信士の試験のために物理みたいな勉強をすることもありますが、公式を覚えれば余裕です。最後に。
私が関わった情報官の皆さんは、他職種の後輩も大事にしてくださいました。特別面倒見の良い先輩もいらっしゃって、相談に乗ってもらったり、いろんなことを教えていただきました。
どの道に進んでも、いろんな職種の人と関わってください。かみこさんが、一番納得のいく進路に進めることをお祈りしています。
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