ATCエアライン無線英語学院へようこそ。ここは巷のネイティブ英会話学校とは方向性がそもそも違います。大好きな航空無線通信の勉強を通して英語を学び、数ヶ月もすればパイロットと航空管制官の通信を聞いて理解できるようになるかもしれない可能性を少し秘めた画期的な学校です。ここに来られる生徒は皆、航空業界に足を踏み入れ始めた人ばかりですが、航空無線用語の基礎から空港が大混雑時の安全で適切な航空管制指示まで一通り覚えてちゃんと卒業出来ていますので、ご安心ください。
目次
当学院はこんな方に向いています。
- 普通の英会話学校に満足できない
- 自由に時間が選べて学費が抑えれる場所を探してる
- 面白くて分かりやすくて素敵で安心して信頼できる先生に出会いたい
- 通勤の行き帰りで軽く航空無線を学びたい
- 飲み会で使えそうなかっこいい英語が知りたい
- 学校の成績は悪いけど航空図鑑は覚えられる
- 空港でエアバンドを聞いて、密かに交通状況を把握したい
- 社に持ち帰って考えたい
- りんくうタウンなら1日時間を潰せる
そんなわけであまりにたくさんのユーザーに向いています。しかも無料で読むだけ!
頂くのは、約3分の貴重なお時間だけです。
※こういう書き方をしただけで結局いつものブログです。
今日は短めに通信ルールのひとつを紹介します。
航空無線ではアルファベットでAという時にはアルファと言います。アップルではありません。あさひのあ、いろはのい、と同じようなものですが、これは世界の航空無線ルールで定めがあります。アルファと発音するのは英単語でAirとか言う時でありません。Airはエアーと日常会話と同様に発音しますが、
道路番号Aを右に曲がって、のような場合に
Turn right A = Alpha(ターンライトアルファ)
と発音します。Aから先のアルファベットも全部決まっていますがここでは省略します。
Aアルファ、Bブラボー、Cチャーリーと反射に近い感覚でまずは言えるようにならないと、航空無線通信士の資格を取るのは難しいです。勘違いないように言っておきますが、航空管制官を目指している人は採用試験を受かった後に航空保安大学校のカリキュラムでビシバシ教わってから取得できるので、資格は不要です!
さて、なぜこのように言うか理由は簡単です。A(エー)はエーとしか発音しない誰もがわかる言葉ですが、対面で話したり、何かの文脈があったりといった状況でないと、聞き間違えや勘違いを生む要因になります。他のアルファベットも同様です。単発で発音が短いというのはそれだけで分かりづらいですし、聞き取ることに集中しなければ聞き取れない状況は、それだけで人にストレスを与えます。公式にルールを制定した時の理由は知りませんがそういうところでしょう。
電波が悪い時に電話で話しているときに感じるのと同じです。
相手が目の前にいない時に会話したせいで生まれる勘違いは許してあげましょう。
言葉って所詮その程度のものです。
言ったからってそうなりません。それでは。
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