返信先: 日航機ニアミス事故における、958便への水平方向の管制指示に関する質問

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#23238
タワーマン
キーマスター

遅くなりました。以下、回答します。
>①ニアミス解消において垂直方向と水平方向のどちらの管制間隔が通常優先されるのか。
両者に優先とかはありません。管制間隔を切ってさらに接近しているなら、その状況からより解消しやすい方法を選ぶということだけです。
>②前提として本件当時のFL290を超える高度の空域においては水平方向の確保されるべき管制間隔は5nmとされていたとのことですが、1.01nmという相対距離での横切りは、管制官や操縦士の感覚からして「非常に危険な間隔」であると言えるのでしょうか?特に、本件においては最終的に907便の機長が衝突回避のために最終的に急降下を行い、それによってけが人は生じたものの、958便と20~60mの高度差をもって下を通過し、衝突を免れました。1.01nmの相対距離においても、同じように衝突回避のための急降下の措置がとられる可能性は高かったのでしょうか。
危険と感じる間隔は、個人差が大きいと思います。高速道路を走っていて前方の車との車間距離をどれくらい取るか個人差があるのと同じです。そのため、可能性についてもそうであるかもしれないし、そうでないかもしれないというふうにしかお答えできません。