航空保安大学校

国家公務員試験に落ちて気がつく受験の心構え

大学在学中に受けた管制官採用試験の一次試験は無事に通りましたが、二次試験は不合格でした。二次試験不合格の原因について嫌でも考えざるを得ませんでしたが、それより卒業後の進路について何か答えを出さないと卒業研究すら手が付かない心理状況だったので、来年以降どうしたらいいんだろうという思いばかりがいつも頭によぎり、大学やアルバイトで遅くなった帰りの電車内から窓の外を眺めては暗闇に映る顔を見つめて自問自答を繰り返していました。

来年受けたって受かるわけない、もう管制官になるのは諦めよう。研究室の教授から推薦された企業なら簡単に就職できるし、大学院に行くことだってまだできる。好きな仕事でなくても給料、年収さえある程度良ければどこでもやっていける。無謀な賭けは辞めて学歴通りに理系社会人の道を歩めばいい。

来年も管制官試験を受けるかどうかで悩んでいるのではなく、内心は夢を諦めようと言い聞かせていただけでした。

 

不合格者に送る初心忘るべからず

人は予想外の出来事が起こると、焦りから冷静な判断ができなくなります。ここで本来するべき判断とは来年も試験を受けるか受けないか、という小さな話ではありません。人生という貴重な時間の大部分を社会人として過ごすに当たって、どのような将来を選択すべきかという判断です。しかし、試験に落ちたばっかりというのは短期的な考えになりやすく、前者についてばかり考えがちです。

そんなときこそ受験志望理由という初心を振り返って、冷静にならなければなりません。

 

管制官になりたいと思ったのはなぜか

管制官になりたかった理由は、振り返ってみて端的に言うと“成長したかったから”だけなのかもしれません。国家公務員としての安定や給料に全く興味はありませんでした。それ以上に航空管制という仕事の難しさや責任の重さを乗り越えて、やりがいを感じられる好きな仕事にとことん打ち込みたい。そうやって何かに挑戦して出来なくても努力して克服する、そんな日々の中でいつまでも自分を成長させ続けたい。

妥協して選んだ安定の道に、お金はあっても幸せはない。

そんな考えが芽生え始めたのもこの頃くらいからだった気がします。

 

国家公務員試験なんて年齢制限まで何回だって受けりゃいい

管制官採用試験の一次試験合格と二次試験不合格で気持ちの浮き沈みを経験して、ようやく受験者の心構えの何たるかに気がつきました。管制官採用試験は29歳の年齢制限まで受験が可能です。だったら何回落とされようが受け続けてやろう。全国の受験者相手に持ち前の諦め悪さだけで勝負して、それでもダメだったらそのとき考えればいい。

 

ようやく、再びコミュニティーセンターに戻って勉強をやり直す決心がつきました。

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