航空管制官

国土交通省を辞めブログを再開するにあたって

皆様、はじめまして。再びある航空管制官のブログへようこそ。タイトルの通り実はこのブログを始めたのは2回目です。気がつけば前回のブログを閉鎖してから5年も経っているので、覚えている方はほぼいないかと思いますが、色々な事情を考慮して今日再び記事の投稿を始めました。コンセプトも前回と同様で、難しい用語はなるべく使わずに面白くてためになる情報を発信していきますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

自己紹介が遅れました。当時のハンドルネームと同じく、てっちりんと申します。今は国土交通省を退職してフリーランスでオンライン事業を展開しています。ですが、その色は一切感じさせずに航空管制官の業務についてや民間航空会社との関わりはもちろん、飛行機はなぜ天気が悪いと遅延するのかと言った普通の疑問まで幅広く記事を書き続けるつもりです。

ですが、ここで先に断っておく必要があります。それは公務員の守秘義務についてです。国家公務員の守秘義務に関しては、以下の記述があります。

 

国家公務員法第100条第1項

職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。

 

それではこのブログも禁止なのでしょうか。そこはどうやら“職務上知ることのできた秘密”の解釈が問題になってきます。なので自分なりに過去の様々な守秘義務違反に関する判例から法律文書における“秘密”について調べてみました。個人レベルの話では“秘密”というのは誰かに知られたくないもの、を指します。それを当人以外が公開することで様々な民事訴訟の対象になっているようです。

これを公務員に置き換えて考えると秘密を公開して特定の国民、会社、組織、団体等が不利益を被る可能性がある恐れがあるなら禁止と捉えられます。

そういうわけで、職務上で知ったけど当然一般に知り得ることが出来る事柄については“秘密”に当たらないと考えています。例えば、僕はその世界に身を置くまで飛行機の種類を何も知りませんでした。興味がなかったので仕方ありません。航空管制官は航空機の種類を知らずには仕事になりませんから、航空保安大学校での研修、自分なりに空港で直接見たり雑誌で調べた研究を通して、今では2〜3km先の飛行機も見分けられるようになりました。夜間なら飛行機の灯火の光り方だけでもある程度いけます。では、その見分け方のコツを公開したら秘密漏えいになるのでしょうか。そうはならない、と一般に理解されていると僕は考えます。

 

いきなり長々と書いてすみません。ですが、インターネットという誰がどう偏見で捉えるか分からない世界だからこそ、最初の方針だけはしっかりと書いておきたいと思いました。たった8年間のキャリアかも知れませんが、自分が知り得た情報の中で何が一般に公開されており、何が守秘義務における秘密に相当するのかはもとプロ、いえ辞めた今では単なる航空管制マニアとして把握しています。

 

裏情報欲しさに読みに来た方には申し訳ないですが、僕は昔の職場の仲間と組織を汚すことや共に安全と効率を目指して協力し合う民間航空会社の損得に関わることを公開して楽しめる人間ではありません。ただ、欧米諸国の国民が理解しているくらいに一般の方にも航空業界のことを広く知って頂きたいだけです。

 

と、いうわけで最後に宣言致します。

 

当ブログは国家公務員法の守秘義務に違反する内容を公開することはありません。

 

※いきなり暑苦しくてゴメンなさい。普段の記事はこんなんばっかりじゃないです^ ^

 

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