航空管制官

航空管制官が日常でつい使ってしまう用語4選

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長年の交信で染み付いた癖は恐ろしいもので、もう管制官を辞めてから数年程経った今も、軽い職業病の後遺症が残っているようです。雲が暗くなっているのに気がつくと積乱雲の成長を見るために何度も空を見上げてしまいますし、霧がかっている日はビルの高さと比較して雲高(地表面から雲までの高さ)を確かめます。海外で外国人と話す機会があれば、日常英会話では使わない言葉も出てきます。

  1. ナイナー
  2. ETA
  3. コレクション
  4. Say again

1.ナイナー

数字の9を英語でnineと言うところ、管制用語では発音の明確化のためナイナーと発音することになっています。外国で電話番号を伝えるときなんかに、ゼロ、ナイナー、ゼロと言ってしまう管制官が続出です。

2.ETA

Expect time of arrivalの略で、到着予想時間のこと。航空機の到着予定時刻などを示すときに使います。何時頃に着くよ、と予定時刻を伝えるときに、ETA 1300と打てば、「13時に到着する予定だよ!」とか煩わしい日本語の変換をしないで済むので重宝します。

3.コレクション

Correctionは訂正という意味を持つのですが、パイロットに指示しているときに言い間違えたとき、コレクションと言ってから正しい言葉を言い直すルールになっています。言い間違えてもコレクションを言わずに訂正した用語を言ってしまうのは、訓練初期の段階ではよくあることですが、強制して必ずコレクションを言うように鍛えなおされるので、気がつけば自然と口から出るようになってしまいます。そのせいで、普通の英会話していて噛んだときも、コレクションと言ってしまい、自分しか気が付いてないとは思いますが、少し恥ずかしくなります。

4.Say again

そのまんまの意味で、もう一度言ってください、という意味です。聞こえなかったり、意味が分からなかったときに使用します。英会話ではPardon me?やSorry?と言うのが一般的ですが、偉そうな言い方なので意識して直そうとは思うのですがSay again?と、またも言っている自分に気がつくことの連続です。

なかなか卒業できなくて困ってます。

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